目次
理事長所信
総務委員会方針
ソーシャルネットワーク推進委員会方針
会員活性委員会方針
地域未来創造委員会
財政規則特別委員会
会員拡大特別委員会
ブロック大会実行特別委員会

 

理事長所信 西崎 匠
【はじめに】

「無信不立」信無くば立たず。これは、紀元前の中国春秋時代を生きた儒教の始祖である孔子が著した論語に記述 があり、その意味は、国を治めるにあたり最も重要なことは食料でも軍備でもなく、信義であると説いた孔子の言葉 であり、いついかなる場合でも普遍的な観念であり得ます。世界を見渡せば、欧州で多発するテロ、英国の欧州連合 からの離脱、終わりの見えない中東での紛争、南シナ海での領有権問題など、成熟した社会とはいえ短期間での解決 が困難な問題が山積しています。国内においても、自然災害や長引くデフレ、社会保障問題、労働人口の減少、地方 の衰退など多くの課題を抱えています。この混沌とした時代に青年会議所運動を展開する私たちは、社業や地域のリ ーダー的存在として、決して「信」を失うことなく、あらゆる場面で先頭に立ってどのような困難にも打ち勝ってい かなければいけません。 この「信」という言葉は信義、信頼、信用、信念など様々な意味に解釈することができますが、どのような意味で 捉えようとも、私たちが模範とすべき言葉です。そしてより厳格に言うならば、私たちは青年会議所運動を展開して いく上でその意義に確固たる信念を持ち、自律の精神を持って地域の模範となり、甘えや妥協、利己的な考えを排し、 一度発した言葉には責任を持たなければいけないのです。それが64年もの間、地域からの負託を受け続ける彦根青 年会議所に所属する私たちの使命であると考えます。

【時代に対応した効果効率的な組織運営】

64年もの歴史を有する彦根青年会議所は、主として公益性のある事業を行う団体としてこれからも地域に根差し ていくという覚悟を持ち、2011年に公益社団法人格を取得し、より一層の地域からの負託に応える団体として2 012年度より公益社団法人彦根青年会議所として新たに歩んでいます。このような団体であるからこそ、受け継が れる組織運営の長所と短所を把握して、時代に即した効果効率的な手法を推進していかなければなりません。しかし ながら、ただ単に無駄だと思うことを次々に廃止することとは違います。長きにわたる彦根青年会議所の運動の中か ら必要とされて生まれた事柄にはそれぞれの時代背景や理由があり、それらを読み解くとともに、なぜ必要とされて いたのかを検証しなければなりません。その積み重ねが今後の青年会議所運動の基礎となるのです。そして、諸事業 を推進するにあたり、費用対効果に合致した適切な予算の執行および年々複雑さを増すコンプライアンスの徹底を図 るとともに、会員全員が仲間ともに一つの目標に向かって邁進し、一人ひとりに深く染み渡る達成感を共有すること ができる組織運営を目指しましょう。

【従来の枠組みに捉われない先進的なネットワークの推進】

時代の経過とともに、あらゆる情報ツールは急速に変化します。数年前にスタンダードであったツールに取って代 わる新たなツールの普及が進むことも考えられます。時代に先駆ける青年会議所であるからこそ、常に変化に敏感で なければいけません。地域の人々は必ずしも私たちの運動の全てを理解しているわけではなく、だからこそあらゆる 手段やネットワークを駆使して発信し、伝播することにより、社会的影響力を持つ私たちの運動も意味を成します。 そして、他団体との協働により伝統文化「カロム」の発信と文化の継承に尽力してきた私たちは、そこから派生する 郷土愛の涵養に一定の成果をもたらしています。このような活動を継承することは重要ですが、さらに、私たちは地 域の発展に寄与するコーディネーターとしての役割をより強化すべく、世代の垣根を越える有機的なソーシャルネッ トワークを推進する必要があります。現状に満足してしまうと、新たな挑戦はできませんし、組織自体も停滞するこ 4 とになります。ともに新たな価値を創造できる団体と信頼関係を築き上げ、協働することにより、これからも地域に 活力をもたらすことのできる唯一無二の団体を目指しましょう。

【あらゆる場で発揮することができる人間力の向上】

「奉仕」「修練」「友情」の3信条を根幹とする青年会議所での活動は、一人ひとりが積極的に参画すれば、それに 比例して驚くほど大きな成長をもたらしてくれます。それはまさしく、「人間力」の向上に他なりません。「人間力」 を持つ人とは、自らを律して、絶えず成長し続けようとする前向きな姿勢を持ち、周囲にポジティブな影響を与え得 る存在であると考えます。私たちは20歳から40歳までの活力漲る世代で構成され、子を持つ親の世代であり、地 域経済の発展に寄与する青年経済人です。だからこそ、私たちが成長し「人間力」を磨き上げて、あらゆる場面にお いてリーダーとして先頭に立つことが、社業や地域社会の発展につながり、さらに魅力あふれるこの地域に新たに人 が集まりともに成長していく好循環へと続いていくのです。このようなスパイラルアップこそが私たちが目指すとこ ろであり、明るい豊かな社会の創造へとつながります。そして、会員間の友情を育み、ともに語らうことにより、互 いに新たな気づきを得て成長できることも青年会議所の魅力の一つに他なりません。人生の限られたこの時間に青年 会議所で活動できることに感謝しつつ、一人ひとりが持つ大きな可能性を信じて、地域のため、自分自身のために、 ともに成長しましょう。

【未来を見据えた魅力あふれるまちづくり】

私たちが目指すまちづくりとはどのようなものでしょうか。それは、そこに住む人びとが誇りと愛情を持ち、これ からも暮らし続けたいと思えるまちに他なりません。そして、魅力あふれるまちとして成熟するためには、子どもた ちが成長し、ひとたび離れても、いずれはこのまちに戻りたいと思えるように愛郷心を育むことが重要です。それに は、私たちが直接的に訴えるだけではなく、地域の人びとがひこねの未来に想いを馳せて、主体性を持って活動する ことが必要ではないでしょうか。そのきっかけづくりの一端を担うのが紛れもなく私たちです。そして、ひこねには 市民の誇りである彦根城だけでなく、美しい琵琶湖や雄大な鈴鹿山脈の自然環境、多賀大社や湖東三山に代表される 歴史遺産、仏壇やバルブ、ファンデーションのような伝統産業など全国に誇れる地域資源が数多く存在します。これ らはまさに地域のたからであり、次代のひこねを担う子どもたちにこの魅力にあふれたまちの素晴らしさを再認識し てもらい、郷土への誇りや愛情を育むことが、数年、数十年後のまちづくりにつながっていくことと確信しています。 さらに、本年はNHK大河ドラマの主役が彦根藩主井伊家にゆかりのある井伊直虎公であり、彦根市としても「国宝・ 彦根城築城410年祭」が開催され、ひこねが例年以上に注目されます。この絶好の機会を逃すことなく、私たちも 行政や諸団体とより良い関係を築きながらこの事業にしっかりとコミットし、ひこねの魅力を広く発信していきまし ょう。

【一丸となって取り組む会員の拡大】

私が入会した2008年、彦根青年会議所には80余名の会員が在籍していました。さらに数年前まで遡ると10 0名を大幅に超える会員が地域のため、自身の資質向上のために活動していました。時代の流れに伴う社会・経済情 勢や価値観の変化もあり、一概に現在と比較することはナンセンスですが、やはり会員の減少は事業予算の削減にも 直結し、何よりもともに活動する仲間の減少は寂しいものがあります。そこで、本年度は今一度全員拡大のあり方を 再検証し、適切な拡大方法を確立するとともに、30%の拡大を目標に掲げます。全員が拡大の重要性を再認識し、 一丸となって取り組んでいく気持ちを共有しなければその目標は達成することができません。会員数の増大は組織の 永続的発展の基礎となり、青年会議所運動が地域へもたらす影響力や発信力を高めます。さらに、会員の多様性が会 員同士の刺激や切磋琢磨をもたらし、組織の活力を生み出すのです。座して待つだけでは、会員拡大の結果を得るこ 5 とはできません。組織のため、地域のため、そして自分自身のためにも積極的に行動し、会員の拡大に取り組みまし ょう。そして、新たに加わった仲間が組織に馴染み、青年会議所活動の魅力を感じてくれるように、全員で温かく迎 え入れ、ともに成長しましょう。

【第47回滋賀ブロック大会彦根大会主管に際して】

彦根青年会議所は2007年度以来、実に10年振りに第47回滋賀ブロック大会を主管します。2016年度の 第35回全国城下町シンポジウム彦根大会開催に続く大きな担いになりますが、「滋賀はひとつ」の言葉でつながる滋 賀県内11青年会議所が一堂に会するこの歴史ある大会を主管できることに大きな喜びを感じます。滋賀ブロック協 議会の運動は文字通り滋賀県を舞台にしています。その一年間の運動の集大成である滋賀ブロック大会の開催と成功 に向けて全員で取り組むことは、私たちが誇りを持って活動するこのひこねの魅力や彦根青年会議所の気概を同じ県 内各地の仲間に大きく発信する絶好の機会になります。そして、この歴史ある滋賀ブロック大会を運営することは、 私たちにとってかけがえのない貴重な経験になるだけでなく、彦根青年会議所と滋賀ブロック協議会および県内の会 員会議所とのつながりがより深くなり、今までにない新しい気づきを必ず得ることができます。このような交流の機 会を前向きに捉えるとともに、彦根青年会議所内において、自分自身が大きく成長することができる滋賀ブロック協 議会への積極的な出向を促す意識変革を醸成しましょう。

【結びに】

私たちは自らの手で公益社団法人格を有する組織を運営し、日々自己成長の道を模索しています。そして、社業や 家庭の大切な時間を両立させるとともに、この地域のより良い未来に想いを馳せて、まちづくりに真摯に向き合って います。一昔前の「JCしかない時代」から「JCもある時代」へと移り変わり、様々な困難に直面することも多々 ある中で、私たちが青年会議所運動を展開する意味はどこにあるのでしょうか。誰も明確で普遍的な答えは教えてく れません。そこに価値を見出すのは、他でもない自分自身です。ならば、自らを律して、何事にも積極的に前向きに 取り組み、その価値を見出そうではありませんか。マイナス思考や消極的な姿勢は誰も望んでいません。そのような 態度は、自身の成長に何一つとしてつながることはなく、何かを生み出すことも、社会に変化を与えることも、まし てや青年会議所運動に対する地域からの賛同も得ることはできません。40歳までの限られた時間をどのように過ご すかは自分次第です。後悔のないように精一杯取り組み、ここに足跡を残しましょう。
何事にも
真摯に取り組み
謙虚な気持ちを忘れず
感謝の心を持って。
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総務委員会方針 福沢 和喜

明るい豊かなまちづくりを続ける彦根青年会議所として、メンバー一人ひとりが組織の役割や責任を把握し、様々 な変化に柔軟に対応できる組織であり続けるためには、さらにこの地域からの信用を得て、自律意識の高い運動を展 開していく必要があると考えます。
総務委員会では、メンバー一人ひとりが力を十分に発揮することのできる組織体制を整えるとともに、これまで堅 実に積み重ねられてきた知財を時代に沿って活用することにより、組織力を最大限に発揮し、円滑で効果・効率的な 組織づくりを目指します。
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ソーシャルネットワーク推進委員会方針 澤 明紀

情報社会の急速な変化に伴い価値観が多様化するなかで、彦根青年会議所が変わらぬ想いを響き渡らせ地域に活力をもたらすためには、ひとのこころにまで届く魅力ある情報を発信し、こころとこころが紡ぎ合い、想いの輪を拡めていく必要があると考えます。
ソーシャルネットワーク推進委員会では、私たちの運動やひこねの魅力を最大限に伝えられる有効な伝達手段を積極的に活用し、メンバーはもとよりこのまちの人びとと相互理解を深めさらなる信頼関係を生み出すことにより、世代の垣根を越えた温もりのある有機的なネットワークの推進を目指します。
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会員活性委員会方針 福澤 俊治

私たちが地域のリーダーとして様々な場面において先頭に立ち、さらなる信頼と負託に応え続けるためには、同じ目標を持って行動し、自己を高め、互いを刺激し成長しあえる関係を構築し、こころを磨きあげていく必要があると考えます。
会員活性委員会では、メンバーが地域のリーダーとしての自覚を持ち、資質の向上を図るとともに、自らの可能性を信じともに語り合い活動する中で、新たな気づきを得てともに成長することにより、この地域の人びとにとっての「鑑」となる人間力溢れるJAYCEEの育成を目指します。
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地域未来創造委員会方針 園 一生

このまちに暮らす人びとがさらなる輝きを放ち、あらゆる世代が笑顔あふれるまち「ひこね」を目指すためには、このまちの人びとがこの地の歴史文化や地域資源の価値を再認識し、次世代の成長の芽を育み、絶えることのないまちの発展を見据えた未来図を創出する必要があると考えます。
地域未来創造委員会では、このまちに暮らす人びとがこのまちの歴史や文化を観取し、地域の様々な課題に積極的に向き合う場を創出するとともに、「ひこね」に連綿と受け継がれた愛郷心を養い育むことにより、夢ある未来を創出することのできる活気あふれるまちづくりを目指します。
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財政規則特別委員会方針 増田 悟士

先輩諸兄の歩みにより、彦根青年会議所は行政をはじめとする市民や諸団体と信頼関係を構築してまいりました。この信頼関係を私たちも受け継いでいくことはもちろんのこと、公益社団法人として地域からより一層の信頼を得るためには、厳格な財務運営と組織全体での法遵守を履行していかなくてはなりません。
財政規則特別委員会では、地域からの信頼に応えられる団体として公平無私な予算の審査を行うとともに、時代とともに複雑化するコンプライアンスをメンバー一人ひとりへ周知し、意識付けを徹底することにより、青年会議所活動が健全で円滑に遂行出来るよう真摯に取り組んでまいります。
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会員拡大特別委員会奉仕員 宮川 佳典

私たち彦根青年会議所が活力漲る運動を展開し、この地域への影響力を更に高めるためには、会員数が激減している現状を真摯に受け止めて会員拡大の重要性を再認識し、時代に即した方法をもって多くの仲間を迎え入れ、組織の永続的な発展を見据えた礎を築く必要があると考えます。
会員拡大特別委員会では、組織全体が拡大へ向けて率先して行動する意志を共有するとともに、青年会議所の意義や魅力を自発的に伝播できる体制を整えることにより、30%拡大を目標として地域の未来を想う同志を拡充し、不易に市民からの揺るぎない信頼と負託を受け続ける組織環境の構築を目指します。
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ブロック大会実行特別委員会方針 北村 喜史

第47回滋賀ブロック大会彦根大会を主管することは、私たちが日々の活動から得た経験や繋がりをもとに、ひこねの魅力と彦根青年会議所の気概を県内各地の仲間に発信し、メンバーの滋賀ブロック協議会への参画意識高揚につながる大きなチャンスだと考えます。
ブロック大会実行特別委員会では、彦根青年会議所の団結力と行動力を遺憾なく発揮し、滋賀ブロック協議会とともにひこねらしい大会を構築していくことにより、新たな気づきを得るだけでなく、メンバー間の絆が深まるとともに、滋賀ブロック協議会の活動に対する意識の変革が促される記憶に残る大会にします。