ひこねには数多くの歴史的建造物があります。本例会では、武家屋敷を含めた歴史的な街並みを地域資源の一つと捉え、実際に触れることで、歴史や文化の成り立ちを肌で感じて頂きたいとの想いの元、景観重要建造物である納屋七(広田家住宅)にて、去る、2月6日(火)に2月度例会~我ら、ひこねの町並み保存し隊!~を開催いたしました。
まずは、武家屋敷や古い町屋、町並みの成り立ちや魅力について知るために、建築の専門家であり、NPO法人彦根景観フォーラム理事長の浜崎氏と戸所氏をお招きし、ご講演頂きました。
そして、実際に古い街並みを散策し、聴いたお話を実際に目で見て、古い街並みの素晴らしさを肌で感じることが出来ました。
古い町屋を改装して、実際に宿として使用している「本町宿」を訪問。置いてある家具も当時の雰囲気を感じられる造りで、一度は宿泊してみたいと思いました。
古い街並み散策後には、「旧石橋家住宅」の活用方法について、ブレインストーミングを用いて意見を出し合いました。
出し合った意見を発表し、濱崎氏に総括を頂きました。発表は仮入会会員。緊張した面持ちで発表していましたが、これも修練の一つ。
まずは、メンバーが地域資源に触れ、魅力を感じ、更に関心を深めること。これが終わりではなく、感じ得た魅力を未来へと伝播することが私たちの役割であると改めて認識を深めることが出来ました。
例会の冒頭に、5月18日から開催されます、第37回全国城下町シンポジウム松江大会のPRに遠い中国の地より、松江青年会議所古藤理事長はじめとするメンバーの皆さんがお越しになられました。彦根からも多くのメンバーで参加させて頂きたいと思います。
ご設営頂きました、中島委員長はじめとした笑顔溢れるひこね創造委員会の皆さん。お疲れ様でした。